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 Skip-Turn
2006.10.05(Thu)
今日も今日とて眠いって言うか、むしろ体調が悪い。
授業は楽だったんですけど~うがー。

業務連絡
・今日までに振り込んでいただいた方は、多分明日郵送します。
・えーと10~13日は学校の旅行で不在です。前が土日祝日なので、金曜日付けで振り込まれていないと、来週の土日まで郵送が出来ませんので、ご了承ください。
・通販の方も、その間は応答できませんのであしからずよろしくお願いいたします。

で、Skip-Turnって何かって、言うと、ココ最近読んだ本です。
↓↓
北村薫さんの、「スキップ」、「ターン」を読みました。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4101373213/sr=1-4/qid=1159980963/ref=sr_1_4/250-9257457-2185832?ie=UTF8&s=books
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4101373221/sr=1-5/qid=1159980963/ref=sr_1_5/250-9257457-2185832?ie=UTF8&s=books
時シリーズ3部作の2作です。3作目「リセット」は評判が悪いようなのでパスです。。。

・スキップ
あらすじはamazonの方に掲載されているので省略。
主人公の女性の持つ、芯の強さに感銘を受ける。「何がどうしてこうなったのかはわからない、でも、私は一歩一歩進まなければならない。時間は待ってはくれない。」といったスタンスである。
登場する各人の心情、また、17歳の真理子が「スキップ」してきたことによって、周りも若々しく蘇っていく様も、静かな感動をもたらす。

不満点というか、理解しづらかったところは、昭和40年代初期の描写が経験していない21歳には全く想像がつかなかったところ。まぁしかし、本文中に「当たり前」ように表現してあるからこそ、自然なのであって一々注釈など入れていたら不自然極まりないけれど。
もう一つの不満点は、最後に事の顛末、つまり、「スキップの理由」が明確に文章にされてしまったことだろうか。言わぬが花、というが、気づかなければ「不思議だけど、よかったね」、気づいたなら「ははぁ、こういうことが理由にあるのかもね」くらいのさじ加減でよかったのではないかなぁと思う。

・ターン
スキップが自然なときの流れを題材にしているのとは対照に、1日を繰り返すというものだが、スキップに感じられた、自然のときの残酷さ、みたいなものからちょっとかけ離れた感触を受けた。SF染みていて、感覚が自分の中にさっぱり無いのだ。
しかし、各人の心情が丁寧に書かれているし、2人称「君は」で進められる語り口も新鮮で、良作といえると思う。
また、主人公の美術的センスというか、皮肉とも取れる表現も、なかなかうなるものが合った。「フウの木」を、主人公は繰り返しの仲で感じている憂鬱から、「ため息をしているみたい」と表現するが、電話の先に居る泉は「走った後に息を整えているみたい」と表現する。つまり、主人公真希に対して、マラソン選手のようなひたむきさと、疲れを感じているんだろうなと、僕には思えました。

不満点は、物語の展開が同じ「くるりん」にいるもう一人の遭難者に会ってから急展開するのだが、それまでが長いのに比べて、アッという間に展開してしまうところだろうか。起承転結の結が、短い上に、主人公の衝動に比例するように、言葉少なく、勢いはあるが何処か読者からすると納得がついて行かない展開である。


と、厳し目の感想をつらつら書いてみましたが、楽しく読めました。
北村薫の他の作品もチェックしようと思えました。
図書館リクエストでもしますかね('ω')
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